フレンチプレスでコーヒーを入れてみよう!使い方とポイントを解説

日本では、紅茶を入れる器具として知られているフレンチプレスですが、海外では簡単に美味しいコーヒーを入れる方法として人気があります。

今回は、フレンチプレスを使った美味しいコーヒーの入れ方や使用する際に気を付けることなどを解説します。フレンチプレスでコーヒーを入れてみたい方、必見です。

フレンチプレスとは?

フレンチプレスは、さまざまな呼び名で呼ばれています。

例えば、アメリカでは「コーヒープレス」や「フレンチプレス」、ニュージーランド、オーストラリアおよび南アフリカで
は「コーヒープランジャー」、フランスでは「カフェティエール ア ピストン」などです。

日本でコーヒーを入れると聞いてイメージするのは、お湯を注いで抽出液を落として入れるドリップタイプであることが多いですが、フレンチプレスは、とても簡単に美味しいコーヒーを入れることができるので近年注目されています。

フレンチプレスで入れたコーヒーの味や特徴は?

では、フレンチプレスで入れたコーヒーはどのような味や特徴があるのでしょうか。

【簡単に美味しいコーヒーを入れることができる】
フレンチプレスは、ドリップコーヒーと違いお湯の注ぎ方などに特別なテクニックが必要ありません。

お湯と粉、蒸らし時間、抽出時間をしっかり守れば誰でも美味しいコーヒーを入れることができるのです。

また、コーヒーを入れるときに必要な器具は、基本的にフレンチプレスと時間を計るタイマーです。

【金属フィルターを使用するのでコーヒーオイルも抽出できる】
ドリップコーヒーは、紙や布で油分を漉し取ってしまうので、スッキリとした味わいになりますが、メッシュ部分が金属製のフレンチプレスの場合は、油分もしっかり抽出できるので、コーヒー本来の味や香りを楽しむことができます。

しかし、細かいコーヒーの粉もメッシュ部分を通り抜けてしまうことがあるので、濁ったような色合いになることやカップの底に粉が残ってしまうこともあります。

フレンチプレスで入れたコーヒーは、コーヒーオイルと相性の良いミルクを入れることにより一層コクを感じることができるでしょう。

【コーヒー豆そのものの味を楽しめる】
お湯がすぐにコーヒー粉を通過してしまうドリップコーヒーと違い、お湯に浸してコーヒー成分を抽出するので、コーヒー本来の味をダイレクトに感じることができます。

また、コーヒーの鮮度もはっきりとわかるので、味わい深いコーヒーを入れたいときは、フレンチプレスが良いでしょう。

産地や精製方法にこだわり生産者が目指した味を楽しむスペシャリティーコーヒーが注目されている現在は、コーヒーエキスを抽出するときにスキルが必要になる器具より、誰でも安定した味になりやすいフレンチプレスで入れるのもおすすめです。

フレンチプレスを使った美味しいコーヒーの入れ方は?

簡単に美味しいコーヒーを入れることができると注目されているフレンチプレスですが、いくつかの手順とポイントがあります。ここでは、美味しいコーヒーを入れる手順を説明します。

フレンチプレスの入れ方1.必要なものを用意する
コーヒー粉とお湯、フレンチプレス、タイマーを用意します。コーヒー粉13gに対してお湯は160mlですが、コーヒー粉はお好みで調整してみてください。また、コーヒー粉は、深煎り~中煎り程度のものを中細挽き~粗挽きにして使用します。

フレンチプレスの入れ方2.コーヒー粉をフレンチプレスに入れる
必要な量のコーヒー粉をフレンチプレスに入れます。

フレンチプレスの入れ方3.お湯を入れる
あらかじめフレンチプレスとカップを温めてから、沸騰直後のお湯をフレンチプレスに注ぎ入れますが、まず半分のお湯を入れてヘラなどでコーヒー粉とお湯をしっかり馴染ませ、30秒ほど経ったら残りのお湯をそっと入れます。

【ここがポイント!】お湯を半分入れヘラなどで乾いた粉がないようにしっかりと馴染ませます。その後、30秒ほど置くことでコーヒー粉を蒸らすことができます。また、熱湯直後のお湯を入れることで豆の旨味を引き出します。

フレンチプレスを使った入れ方4.タイマーをセットする
お湯とコーヒー粉をしっかり馴染ませたら、タイマーを4分にセットします。

【ここがポイント!】プランジャーを引き上げた状態で蓋をしてコーヒー成分を抽出します。

フレンチプレスの入れ方5.時間になったらプランジャーを下ろす
4分経ったら、ゆっくりとプランジャーを下ろしてコーヒー粉をフレンチプレスの底に押し当て、抽出したコーヒーをあらかじめ温めておいたカップに注ぎます。

【ここがポイント!】コーヒー粉が細かいと、メッシュを通ってザラつきや色が濁ってしまうことがあります。そんなときは、挽き方や抽出時間を調整してみてください。また、粉がお湯の中で踊ってしまうと雑味が出るのでプランジャーをゆっくりと下すことが大切です。

フレンチプレスとドリップコーヒーの良いところ取りをした入れ方に茶こしを使って入れる方法があります。なるべく目の細かい茶こしを用意して粉を入れ、お湯を注ぐとフレンチプレスで入れたようなコクを味わうことができます。自宅にフレンチプレスがない場合は、茶こしを使ってみるのもおすすめです。

フレンチプレスで気を付けること

誰でも簡単に美味しいコーヒーを入れることができるフレンチプレスですが、いくつか気を付けなければならないポイントがあります。

ポイント1.熱湯直後のお湯を使う
コーヒーは温度の高いお湯を注ぐことで成分が良く抽出されます。そのため、フレンチプレスでコーヒーを入れる場合は、沸騰直後のお湯を使うことが大切です。

ポイント2.お湯や粉の量はしっかり計量する
コーヒー粉の量が多すぎると風味が強く出過ぎてしまいます。逆に少ないと薄くなってしまうので、ご自分の気に入った味になるコーヒー粉の量をちゃんと量って抽出するようにしましょう。

スケールで量るのが面倒な場合は、「このスプーンで2杯」などある程度決めておくとコーヒーの味が安定します。また、お湯の量も目安を決めて入れるといつも同じ味を出すことができます。

ポイント3.抽出時間を守る
フレンチプレスでコーヒーを入れる場合は、お湯を入れて4分待つのが基本です。お好みであっさりとした味にしたい場合は3分程度、しっかり味やコクを出したい場合は5分程度を目安にすることもありますが、まずは基本の4分を守って入れてみると良いでしょう。

ポイント4.掃除は丁寧に
フレンチプレスでコーヒーを抽出した後は、できるだけ早く粉を捨ててメッシュのフィルターを洗うことが大切です。

粉を捨てた後、軽く洗ったフレンチプレスにぬるま湯と食器用洗剤を入れて上下に振るとキレイに洗えます。

コーヒーオイルが残ったままだと酸化してニオイのもとになってしまうので、フィルターについた粉やオイルはしっかり落とすことを心掛けましょう。また、洗い終わったらしっかり乾かして片づけると衛生的に管理できます。

簡単に美味しいコーヒーを入れてみよう

フレンチプレスで入れたコーヒーは、旨味やコクがしっかりと引き出されて味わい深くなります。

要点を押さえれば、簡単に美味しいコーヒーを入れることができるフレンチプレスで、コーヒー本来の味とコクを楽しんでみてはいかがでしょうか。