コーヒーは健康に効果がある?予防できることと適量について

コーヒーと言えば、カフェインをイメージする方が多いでしょう。また、「コーヒーを飲むとがんになるのでは?」といった疑問をお持ちの方もいるかもしれませんね。

あまりポジティブなイメージの少ないコーヒーですが、実は毎日適量のコーヒーを飲むことで、さまざまな健康効果があることがわかっています。

今回はコーヒーの健康効果や予防できること、またコーヒーの1日の適正量についてご紹介します!

コーヒーの効能と適量

コーヒーはカフェインだけでなく、ポリフェノールが豊富に含まれていることをご存知でしょうか?

また、ポリフェノールの一種である、クロロゲン酸という成分がコーヒーに健康効果を与える重要な役割を担っています。

では、どのような健康効果を与えてくれるのでしょうか?ここでは、コーヒーの効能について、詳しくお伝えしていきます。

コーヒーの効能とは?

◆疲労回復に効果的
コーヒーには肉体の疲労を回復させる効果があります。なぜなら、コーヒーに含まれるカフェインには神経や筋肉を刺激する作用があるからです。

カフェインを摂取することで、体内代謝が活発になり、血液中に十分な酸素が届いて、必要な栄養物質が体のすみずみに行きわたるため、疲労を取ることができます。

また、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸も、抗酸化作用持ち、活性酸素を除去するため、疲労回復に効果的と言われています。

◆コレステロール値を下げる
コーヒーにはビタミンB3の一種である「ニコチン酸」という成分が含まれており、毎日適量摂取することで、コレステロール値を下げる効果が期待できます。ちなみに、たばこのニコチンとは異なる物質です。

◆善玉コレステロールの増加
コーヒーにはニコチン酸が含まれていることをお伝えしましたが、そのニコチン酸には、善玉コレステロールを増加させる役割もあります。善玉コレステロールが増えることで、動脈硬化を防ぐことができます。

◆ぜんそくの発作を抑える
カフェインには気管支を拡げ、呼吸をしやすくする働きがあります。また、ぜんそくは副交感神経が緊張している時に出やすいと言われています。

反対に交感神経を優位にさせ、緊張を和らげることで、ぜんそくの発作が起こりにくくなります。カフェインを摂取することで、交感神経が優位になるため、ぜんそくを抑えることができるのです。

◆脂肪を分解する
コーヒーに含まれる、カフェインには、「リパーゼ」と呼ばれる、脂肪分解酵素を活性化させる働きがあり、脂肪燃焼を高める効果があります。

また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸にも脂肪を分解する効果があるのです。食後や運動する20分~30分前に飲むと、より効果が高まるためダイエットをしている方にもおすすめです。

◆消化を促進する
カフェインは胃酸の分泌を促し、消化の働きを促進させてくれます。また、お酒の飲み過ぎで疲れた肝臓の負担を軽減するとも言われています。

ただし、もともと胃が弱い方は、空腹時に濃いブラックコーヒーを飲むと胃が荒れてしまう可能性があるため、注意しましょう。

◆精神のリラックス効果
コーヒーには、気持ちを落ち着かせ、精神をリラックスさせる効果があります。コーヒーの匂いを嗅ぐことで、脳から出るαが増加することも関係しています。

コーヒーを飲んでほっとひと息つくことで、ストレスの解消にもなるでしょう。

コーヒーの適量について
コーヒーの摂取目安は1日3~4杯が適量です。カフェインの摂り過ぎになってしまうため、多くても、4~5杯までに抑えるようにしましょう。

いくら体に良いからと言って飲み過ぎてしまっては、かえって胃に負担がかかり、悪い影響を与えてしまいます。適量を飲むことで、健康効果も感じられますので、摂取目安を意識して飲むようにしましょう。

コーヒーはがん予防にもなる?

国立がんセンターの研究によると、コーヒーは大腸がん、肝臓がん、子宮体がんの予防にも効果が期待できることが明らかになっています。

中でも、肝臓がんのリスクを下げる効果は「ほぼ確実」で、子宮体がんのリスクは「下げる可能性あり」と発表されています。なぜ、これらのがんのリスクを下げることができるのでしょうか?

実は、肝臓がんや子宮体がんは、糖尿病を発症するとかかりやすいのですが、コーヒーは糖尿病の予防にもなることが多数報告されているのです。糖尿病のリスクが下がることで、がんのリスクも下がると考えられています。

また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、体内の炎症を抑え、酸化を抑制する働きがあります。酸化によってできた物質が、細胞の突然変異を引き起こし、がんの原因となるのです。

クロロゲン酸が、酸化を防いでくれることで、がん予防に効果が期待できると言えるでしょう。

がんだけでなくその他の病気予防にも!

コーヒーは、がんだけでなく、2型糖尿病や心臓病、脳卒中やパーキンソン病など、さまざまな病気を予防することが、国立がんセンターの研究で発表されています。

また、死亡リスクが低下するという結果報告により、ニュースなどでも話題となりました。具体的には、「コーヒーを1日3~4杯飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ、死亡リスクが24%低い」というもの。

あらゆる病気の発症を抑え、死亡リスクまで低下させる、コーヒーの効果は想像以上だと言えるのではないでしょうか?

コーヒータイムを生活に取り入れて心も体も健康に

普段何気なく飲んでいるコーヒーには、絶大な健康効果があると知り、驚かれた方も多いかもしれませんね。

これまでコーヒーをあまり飲んでこなかった方も、この機会にぜひ生活にコーヒータイムを取り入れてみてはいかがでしょうか?

コーヒーの香りに包まれながら、少しだけ忙しさを忘れて一息つきましょう。1日3~4杯という適正量は、忙しい日々の休憩にちょうどいいのではないでしょうか。